母校青学大の快進撃に感動 

私は、青山学院大 経営学部99年卒な訳ですが、当時は箱根駅伝に出場する大学ではありませんでした。それが原監督就任により箱根駅伝常連校に!そんな原監督も広島の方。なみなみならぬ縁も感じます。(勝手に)。

個人的なことですが、高校生だった私の当時の第一志望は慶應商学部 しかし進学はかなわず浪人はせず、青山学院経営学部への進学をしました。
しかし広島学院という高校を出ていると 大学が青山学院となると世間は「君は広島学院では落ちこぼれだったのね」と悪気なく冷たい言葉を何度なく言われてきました。

入学当時の私は、(いやもしかしたら今でも)慶應への未練のようなものはずっとひきづっていました。そんな私に愛校心を持たせてくれたのは、当時は野球でした。
井口選手、沢崎投手の活躍は素晴らしく、大学野球では圧倒的に強く、東都リーグだけでなく社会人との対決でも勝ってしまいました。沢崎投手は広島カープへの入団と応援せずにいられませんでした。

その後も青学出身プロ野球選手の活躍は素晴らしく オリックス杉本選手 吉田選手 今年は常広投手がカープのドラフト1位となっています。

そして今は駅伝というあらたな「誇らしいもの」が加わりました。
自分自身も青山学院の一員であることに誇りがもてる大きな要素です。

駅伝の原監督就任は早20年とのこと。2023年の99回大会では駒澤の強さに脱帽。後半、青学大は巻き返したものの、私個人としては「原監督はこのままでぜったいに終わらない、次は絶対 箱根を勝ちに来る」と感じました。そして2024年の100回大会はぜったい観に行こうと決めました。

箱根駅伝の状況もそうですが、私の子どもたちの成長過程(現在 中3と中1)を考えると一緒に観に行くのは「今がチャンス」とも思いました。

スタートとゴールを観る!

スタート地点を観るためにまずは宿泊のプランを考えましたが、これは結果論として「都内ならどこでも良い」大手町は当然混雑していますが、宿がどこであれたどり着くことは容易です。
しかし、私の計画時点では「徒歩で行ける」「チェックアウトせずに観に行って、観戦後ホテルに戻ってチェックアウトできる場所」という想いで日本橋三越付近が良いと考えました。実際に三越付近にホテルをとりましたが、思ったより徒歩では距離があるのであまり意味はなかったかもしれません。
三井住友銀行本店 青学大応援団エリア

三井住友銀行本店 青学大応援団エリア

どこで観るか 大手町スタート付近

スタート地点 大手町 読売新聞本社
しかし、ここの混雑は半端ではありません。本気で大手町のスタートで観たいなら朝6時には現地にいる必要があるでしょう。

またスタート地点はゴールの通りの1本北側です。
読売本社に掲げられる各大学の垂れ幕の通りはゴールの通りです。
これの1本北側 読売本社の北側のところになります。

各大学の応援団の位置

スタート地点近くに大学応援団はいません。
日比谷通りを少し南に下ったところに各大学の応援団が配置されています。
良く事情は知りませんが、大会本部で割り当てをしているのではないかと想像はします。
青山学院応援部は三井住友銀行本店前となっていました。7:30から応援開始です。
この時間にあわせて私も三井住友銀行本店前に行きました。
東京の場合は地上の横断歩道が通行止めになっても地下鉄駅の地下道を利用すれば渡ることはできるので苦労は無いです。
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箱根への移動

問題は、「箱根に何で行き、どこで観るか」箱根に詳しくない私はこれは何が良いか考えていました。それも含めてホテルをどこにとるか 復路のスタートを観るということも含めてやはり箱根に宿をとるのが良いだろうと思い私の計画としては
・宿を仙石原にとる
・移動は車(カーシェア)
としましたが、今となってもこれが正解だったのかわかりません。

東名高速の渋滞

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正月3が日の東京は「そこまで混まない」というイメージから車移動を選択しましたが、東名高速は横浜町田IC付近で10km渋滞、海老名SAへの入口混雑という状況。
やはり甘かったと振り返ります。渋滞といってもノロノロ運転ですが思った以上に移動時間がかかったことで運転中は休憩無し。
当初は御殿場IC利用で箱根に入ることを考えていましたが、御殿場もアウトレットの混雑に重なり厳しいと判断。厚木から小田原厚木道路で箱根入りするルートを選択。

厚木から小田原まではスイスイ移動できましたが、問題はやはり箱根。
小田原からは箱根ターンパイクという有料道路を利用しましたが、ターンパイクはスイスイ行けたものの、箱根ゴール地点はすでに交通規制がかかっており、手前の一般道で完全に渋滞。
こちらの渋滞は駅伝が終わるまで車を通さない規制の影響なのでまったく動かない渋滞です。

完全に失敗

妻の協力で妻は車に残ってくれて、私は箱根ゴール地点まで歩いて観に行くことができましたが
やはり甘かったということになります。

何が正解だったのか?
大手町と箱根を両方観ることに無理があるのか?

今でも、もしかしたらこれが正解かなと思う方法は
1:小田原まで新幹線移動、小田原で車を借りて宿泊先に駐車
(とにかく早く移動してしまわないと交通規制が思いのほか早くかかる)
2:御殿場まで鉄道移動(小田急のちょうど良い特急があればよいのですが)
御殿場で車を手配し、仙石原 桃源台駅へ桃源台から船で箱根町港=箱根ゴール地点へ
3:すべて公共交通機関
箱根湯本から登山鉄道 強羅 ⇒ロープウエイ桃源台⇒船で箱根町港=箱根ゴール地点へ

箱根だけを観戦する場合でもゴール地点へ行くことを考えると桃源台でホテルがとれていると比較的ゴールには行きやすいと思います。

ゴールにこだわらなければまた事情は違ってくると思います。
私の場合は妻の協力のおかげで車を乗り捨てて箱根ランナーが到着するとこに何とか間に合いました。
母校青山学院がトップで入ってきてくれて感動です。

復路 箱根スタート地点 観戦

朝8時 復路のスタートですが、これも難易度は高いものでしょう。
混雑は往路ゴールよりは緩やかです。


桃源台から箱根駅伝応援便の船

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普段は早朝には運航していませんし、この時間はロープウエイは運航していませんのが
桃源台付近に宿泊できていれば 朝7時発で箱根駅伝応援臨時便が運航されていました。
私は仙石原に宿をとっていたので桃源台まで車で行き、桃源台駅の駐車場に停めました。

臨時便
桃源台 7:00 ⇒ 箱根町港7:25
箱根町港 8:20 ⇒ 桃源台 8:45

これは、楽なのと、この時間ならではの景色が美しいのでオススメではあります。

箱根スタート地点の応援団

青山学院の応援で観戦に行っている身としてはとても残念に思っていることは箱根での応援団のポジションです。
スタート地点にも多くの大学の応援団が来ています。

このポジショニングは誰がどのように決めているのか?

青学ひいきの意見ではもちろんありますが、往路でTOP校は復路のスタート地点に応援団を配置できないものか!と強く思います。

青山の応援団は箱根恩賜公園駐車場でした。
ここには、東農大、明大もいましたが、早稲田はさらに先の元箱根のようです。

スタートの機運を最高潮にするにはスタートエリアに青学大、駒大の応援団に居てほしいなとも思いましたし、恩賜公園の駐車場で応援になっている応援団がかわいそうでした。
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船で移動をしているので 復路スタートは8時に1位の青学大が出発して 8:10にはすべての大学が出発します。船は絶妙な時間8:20に運航となっていますが、恩賜公園で青学応援団と一緒に観戦をすると8:20の船に乗れなくなるので、少しだけ応援団のところに行って、スタート地点近く(港近く)の場所で観ることにしましたが、残念です。東洋大の応援団の音で青学大を送り出す形になりました。
箱根恩賜公園での青学大応援団

箱根恩賜公園での青学大応援団

歩道も狭く たどり着くのも大変な場所。ここだと観客はまばら。
ランナーが通過する時間までいると桃源台行きの船に間に合わなくなるのが悲しい場所。

いざ、東京へ戻る

箱根から東京へ車で戻ることは比較的スムースでした。
1月3日なので帰省ラッシュの後半の渋滞を心配をしていましたが、混雑がなかったので御殿場ICから東名高速へ、海老名SAにも寄ることができ快適に移動。

ゴール付近の応援エリアは日比谷公園南側のビル群
青学大は日比谷国際ビルということで日比谷を目指すこと。
青学の先輩でもある阿部満さんと観戦

青学の先輩でもある阿部満さんと観戦

10区 は青学独走状態 日比谷で最後の応援

青山学院応援開始は12:30~ということで
元電通デジタル副社長の阿部満さんと12:30に日比谷国際ビルで待ち合わせし応援。

復路は一度もTOPを譲ることなく2位駒大に約7分の差をつけこの時点で優勝を確信した状態で観戦。

東京は箱根駅伝街頭応援以外はガラガラなので車もすんなり駐車し応援場所へ向かいました。

感動をありがとう

個人的には「さすが原監督」駒大が強いと世間は言いますが原監督は箱根に照準をあわせて虎視眈々と箱根優勝だけを見据えて準備したと思います。さすがです。
卒業から25年がたち、気づけは箱根駅伝の常勝軍団になった青山学院。
自分が青山学院に進学してよかったと今更ながら感じさせてくれる素晴らしいレースでした。
選手の皆さんおめでとうございます。

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