Facebook・Instagram広告を始めたい！時の準備【運用代行・広告代理店の場合】

インスタ広告をやりたい！となった時に何をどう準備するのか？聞くに聞けないポイント

InstagramはFacebook社（META社）のサービスの為、広告においてはFacebook広告と同じプラットフォームです。
なので本質的にはInstagram広告とFacebook広告は同じものであり、掲載面としてFacebookとInstagramがあります。
Instagram広告を実施する場合やInstagramのアカウント分析を行う際はFacebookビジネスマネージャーが必要になります。まずここが大きなポイントです。

Instagramのみを利用していて、簡易な設定で広告を実施することをオススメされるケースもありますが、
長い目で見たときに、きちんと設定を行っておいた方が良いのです。

Facebookビジネスマネージャーのことがよくわからず、Facebookページの管理画面を開いていることがよくあります。実はここがつまづきポイントの一つ
FacebookページとFacebookビジネスマネージャーは別物です。

クライアントにFacebookビジネスマネージャーはお使いですか？と聞いてすんなりFacebookビジネスマネージャー画面が出てくれば良いですが、多くの場合　「？？」っとなります。

Facebookは　TwitterやInstagramと違い、同じIDとパスワードを複数人で共有するといった管理方法ではありません。
個人（実在する人物として取得したFacebookアカウント）で利用し、そのアカウントに権限を付与してもらうことから始まります。

【ケース①】
クライアントFacebookのIDとパスワードを教えられた
あまりおすすめしない方法ですが、ないことは無いケースです。
しかたないので、クライアントのFacebookのIDでログインすることにしましょう。
しかし、実際にFacebookを使っている人がそばにいないとセキュリティでSMSやコードジェネレータなどで2段間認証が求められます。新しいデバイスからのFacebookへのログインの場合はほぼセキュリティにひっかかると思ってください。
【ケース②】
クライアント（現Facebookページの管理者）からFacebookページの管理者として権限付与をいただく。
こちらのケースの方があるべき姿でありますが、クライアントによってはこれを非常にいやがるケースもあります。
【ケース③】
クライアント（現Facebookページの管理者）にPCでFacebookにログインしてもらい、ZOOMなど画面共有できるオンラインミーティングの仕組みで同じ画面を見る

いずれにしてもFacebookページの管理者としてFacebookページの設定画面を見る事になります。

Facebookページの設定画面の中で
■「ページの管理権限」
という箇所をまず確認しましょう。

ここで表示される
■Facebookページの所有者
というところが誰になっているか？
これが重要なところです。

ページの所有者が個人名の場合：Facebookビジネスマネージャーを使っていません。
Facebookビジネスマネージャーを使っていない状態であればFacebookビジネスマネージャーのアカウントを起こせばいいので、比較的スムースです。

■ページの所有者が組織名になっている
この場合は　既にFacebookビジネスマネージャーが存在しています。
【ここで問題になること】
Facebookビジネスマネージャーと
Facebookページの管理者
が同じ人であれば良いのですが、場合によっては　それぞれ別の人となっているケースがあります。
これは非常にやっかいです。

おそらくはFacebookページを立ち上げた際にFacebookビジネスマネージャーを起こしているはずですので
立ち上げたときに関わった人を探ってゆくしかありません。