日本人の6割以上が利用するSNS

企業の究極的な目的は「利益」を得ること。
「SNSを利用したマーケティング」は、有効な活動のひとつとして近年特に注目されています。
SNSを利用したマーケティングが有効だとされる理由のひとつに、多くの人がSNS(Twitter、Instagram、Facebook、LINEなど)に莫大な時間を費やしていることが挙げられます。

総務省の「平成30年度通信利用動向調査」によると、SNSの利用率は個人で60%、企業で36.7%で、ともに上昇しているんです!
総務省の「平成30年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、「ソーシャルメディアを見る・書く」が、全世代で平日「メールを読む・書く」に次いで2位、休日「動画投稿・共有サービスを見る」に次いで2位と、大きな比率を占めていることがわかります。
注目は“SNSは若い世代を中心に幅広い年齢層に利用されている”という点です!!
今後の傾向は注意深く伺うべきですが、SNSに多くの消費者が集まることは間違いないでしょう。
つまり! 現代のマーケティングを考えた時、SNSは“最も注目すべきメディア”なのです!

【ポイント】
・個人・企業問わず、ほとんどの世代、業種でSNSの利用率は増えている
・商品の紹介も宣伝ぽくなく、リアルな感想や身近に感じる一言を添えて発信しているため、親しみが持てる

SNSの「シェア」による情報拡散

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企業のマーケティングにおいてSNSを重視すべき大きな理由は"「シェア」機能による圧倒的な速度と規模での情報拡散”です。
今の時代、あらゆる情報はSNSを通じて拡散されます。つまり、SNSの利用者の興味を引くことができれば、ものすごい速さでシェア・拡散されます。その情報が良い情報であれば、大きな話題につながりますが、悪い情報であれば「炎上」につながってしまいます。
ポイントは、情報の拡散がSNSでは終わらないという点です。
SNS投稿がシェア→テレビ・ネットメディアなどの様々なメディアで紹介される→見た人たちがSNSで話題にする→SNS投稿でシェア…
このようなポジティブな循環を生み出す可能性をSNSは持っています!!
また、SNSが普及する前企業はマスメディア(テレビ・新聞…)を通じて”一方的な情報発信”をしていました。しかし、SNS普及により消費者と企業がダイレクトかつ双方向的につながることが可能になりました。
そのため、①ファンづくりの機械と可能性の増加②ファンによる情報拡散、この2つが期待されます!

【ポイント】
・SNSでたったひとりのユーザーが投稿したことでも、それがSNSユーザーの目に留まればものすごい速さで拡散していく時代
・かつて企業は一方的な情報発信にとどまっていたが、SNSを運用することで双方向かつダイレクトに消費者とつながることができる

まだまだ伸びているSNSのマーケティング力

初期は、10代~30代と比較的若い年代が主な利用者でしたが、今や全年代に利用されています。
総務省の平成29年度情報通信白書によると、日本で一番利用されているSNSはLINEで全世代で平均すると8割を超える高い利用率を誇ります。注目すべきなのは、60代でも5割を超える利用率だという点です。
かつて、若者が使うものというイメージだったSNSは、今や「すべての世代の人に使われるメディア」になっているのです。
若者のイメージが強かったかつてのSNSは、利用者の年代や属性が今よりも明確に限定されていたため、企業は狙った層に発信する「ターゲティングメディア」として利用するケースが多くみられました。
そうしたある程度の特性も保ちつつ、幅広い年代・属性の人にも情報発信ができるようになり、SNSを用いたマーケティングの力は一層増しているといえます。

【ポイント】
・現代日本におけるマーケティングでSNSは欠かせない
・SNSの担当者は今後のSNS利用者の変化にもアンテナを張ることが重要
いかがでしたか?
確かに、最近では「SNS]は欠かせないツールになっていますよね!
時代の流れに乗ることもマーケティングにおいて大切なことなんですね!!

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