Instagram広告について①【山口ユウジのそこが知りたいシリーズ・入門編】

書籍「専門知識0の私にデジタルマーケティングのこと教えてくれませんか?」の著者山口ユウジが、いまさら聞けない素朴な疑問に答える第4弾。今回は、「企業アカウントでInstagramはしているけど、Instagram広告はよくわからない」という方必見! Instagram広告の基礎知識を丁寧に、わかりやすく、解説します!

Instagram広告について知りたい

【ギモン】Instagram広告の特徴は?

◾️精度の高い細かなターゲティングできる!
Instagramのユーザーの中から、興味関心、年齢、地域など細かな設定が可能です。
Instagramの運営はMeta社が行なっているため、Facebookでユーザー登録した際のプロフィール情報をはじめ、FacebookやInstagramのどういうコンテンツに反応している人なのかなど、精度の高いターゲティングを行うことができます。エリアのターゲティングも行政のエリアでもできますが、ある地点からの30km圏、5km圏といった設定もできるため、商圏に合わせて狙い撃ちしやすいです。
より具体的な例だと、ハウスメーカーであれば、子どもがいる人、結婚したばかりの人、物件情報を見ている人といったターゲティングはもちろん、どんな車に興味を持っているのかというのもターゲティングとして設定できます。
◾️多彩な広告フォーマット
Facebook、Instagram、メッセンジャーなどMeta社が持っている掲載面はとても多いです。そのため、バリエーションやどういう見え方をするかを考えて素材は用意したほうがいいです。さまざまな形がありますが、フィード面にぴったり合うサイズ1080×1080の正方形を用意しておけば、ストーリーズでも多少上下があいていてが違和感ないため、このサイズを作成しておくことをおすすめします。

◾️高機能、高エンゲージメント
Meta社の広告では高いエンゲージメントを獲得することができます。特にコンバージョン、オンラインストラインでいうと商品の購入、住宅メーカーでいうと顧客獲得に強いです。Meta社の広告側が傾向をつかみ、把握していくと、一定のパフォーマンスを保ってくれます。
「いいね」やコメントする、動画をじっくり見るといったことがエンゲージメントになるのですが、スマートフォンで見ていると、Instagram広告は一般の投稿と同じサイズで出てくるため視認性が高く、しっかり訴求することができます。広告に対してクリックであればクリック率、カルーセルであれば横にスライドしたというような、何らかのアクションが得やすいです。
当社では、EC系の企業であれば、Googleの検索の次にInstagram・Facebook広告はおすすめしています。

【ギモン】Instagram広告をすることで企業にはどんなメリットがある?

◾️アイデンティティ鮮明なブランド確立
Instagramで魅力的なコンテンツを配信することで、製品・サービスともにブランドのアイデンティティを鮮明することができ、ブランド力向上にもつながります。

◾️オンラインでのセールス促進
Instagram広告は、製品写真の投稿をすることで直接販売につなげることができる効果的な手段です。ユーザーはInstagramでお店や商品を知り、購入するかどうかの結論を出せます。

◾️インフルエンサーマーケティング
多くの人に支持されているインフルエンサー商品を取り上げてもらい投稿してもらうことで、魅力的なコンテンツを通じてブランドを宣伝することができます。

◾️地域に合わせた営業が可能
地域ターゲット広告の機能を使えば、ターゲットユーザーが好むロケーションを探して、その広告を調整できます。また、細かい設定ができるため、地域に合わせたセールスが向いています。