LINE公式アカウントについて知りたい

【ギモン】LINE公式アカウントを開設するメリットは?

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◼️圧倒的なユーザー数!
LINEの普及率は圧倒的で、LINEユーザーは9500万人。日本の人口がおよそ1億2,000万人なのでとても高い割合です。スマートフォンでコミュニケーションをしている人の100%に近い数字で使われていると言ってもいいでしょう。

◼️高い開封率!
企業がメールマガジンで情報を送っている場合、残念ながら中身を確認されていないことがほとんどです。しかしながら、LINEの場合は家族や友人などとやりとりをするために使っているので、LINEそのものの通知をオフにしているということはほぼありません。また、LINEでは画像とともに短めのメッセージで送られて来ることが多いので、メルマガと比べて開封されることが多く、パッと見てアクションにつながりやすいです。

その他の特徴として、ユーザー割合は日本の男女比や年齢構成とほぼ同じです。
また、ほとんどのインターネットプラットフォームは高齢者に弱いのですが、LINEは高齢者もかなり高い割合でカバー。10代の利用者も多いため、年齢層に偏りなく、幅広く利用されていることがわかります。そのため、LINEのプラットフォームで広告をする場合、高齢者向けやティーンエイジャー向けの訴求も有効です。

【ギモン】LINE公式アカウントでできることは?

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◼️リアルタイムな情報配信
「今日、今からセールしますよ!」というようにリアルタイムな情報発信にとても強いです。友達の数だけ一気に情報を届けることができます。

◼️1対1のコミュニケーション
企業の公式アカウントでも一人一人のお客さんとチャットをする機能を持っているので、お客様相談室的な細やかな対応が可能です。

◼️継続的な関係の構築
リアルタイム性を活かした情報発信や、細やかなコミュニケーションをしながら、継続的な関係を築くことができます。たとえば、利用法として歯医者さんが定期検診を促す場合に、郵送であれば1通につき数十円かかりますが、LINEであればほぼ無料で送ることができます。

【ギモン】LINE公式アカウントに求められるマーケティング上の役割とは?

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LINE公式アカウントで友だちになった人に継続的にコミュニケーションすること「CRM(Customer Relationship Management)」は、お客さんとの関係構築をマネージメントすることです。
購入していただいた後に違うものを買ってもらったり、もうワンランク上の物を買ってもらったり、頻繁に買ってもらったりというように、引き続き購入を促すという部分においてLINEは非常に役立ちます。

ひと昔前はハガキのDMやスタンプカードといったものでよく行くお店の情報を受け取るのが主流でしたが、それらの機能がLINE公式アカウントに盛り込まれています。
LINE公式アカウントの役割は、一度も買ったことがない人に友だちになってくださいというよりは、お付き合いのある顧客に対して、今一度、連絡を取ることです。引き続き連絡をとり合うためのものがLINEになるのです。

LINE公式アカウントが役立つのは、購買した顧客だけとは限りません。例えば不動産の場合、じっくり検討して購入を決めるものなので、見学に来られた方にまずはLINE友だち登録を促します。登録後に資料をプレゼントし、引き続き、資産セミナーや構造見学会などのお知らせを配信して関係を構築。そうすることで購入につながる場合もあります。これを「ナーチャリング」と言い、顧客との関係を育むことにLINEが役立ってくるのです。

ほかにも、早いうちに友達になっていたほうが後々にお得と考えて早々にクーポンを送ったり、スタンプをプレゼントして一気にたくさんの友だちをつくるといった施策も行われています。LINEのメインの役割は関係後の構築ですが、それを検討層に引き上げていくということもできるのです。

【ギモン】SNSとLINE、役割の違いは何?

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Instagram、X、Facebookは投稿してもフォロワーに100%届くわけではありません。また、投稿したとしても通知があるわけではありません。フォロワーとゆるくつながっているのが、Instagram、X、Facebookです。

一方で、LINEはメールの代わりになったものと考えてください。メルマガをやっていた企業であれば、LINE配信に切り替えることで、興味を持ったお客さんと個別にやりとりできるようになり、しっかり情報を届けることができます。

【ギモン】LINE公式アカウントを使って、ユーザーと具体的にどのようにやりとりをすればいい?

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通常のLINEのやりとりは、基本的には1対1です。一方、公式アカウントでは友だち全員に送ります。
LINEグループと公式アカウントの違いは、LINEグループの場合は、誰かが発信すれば全員に伝わります。
LINE公式アカウントは基本的にワンウェイです。あるユーザーが反応したとしても、他の人に伝わりません。返信した場合は、ユーザーと1対1のやりとりに切り替わります。
意外と多くの方が誤認していることで、LINE公式アカウントに返信すると他の人にもメッセージを見られると思われているのですが、返信はLINE公式アカウント管理者にしか届きません。
そのため、お客様相談室的な使い方ができます。

【ギモン】LINE公式アカウントを活用するときのポイントは?

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◾️絞り込み機能をつかいましょう
LINE公式アカウントでは、メッセージを送りたいユーザーを絞り込むことも可能です。性別、友達になった期間、年齢層、地域などで絞り込んで配信できます。たとえば、あるショップが女性向けの商品の情報を送る場合、女性にだけ送ることができます。メッセージを受け取った側も、自分に全く関係のない通知がくるとブロックをする理由となってしまいます。そのため、情報に合わせ、絞り込み機能は使ったほうがいいでしょう。

◾️タグを使ってさらに効果的な配信を
また、一人ひとりにどういったお客様なのかを表す「タグ」をつけることができます。たとえば、誕生日で6月のタグをつければ、6月生まれの人だけに誕生日クーポンを送ることができます。タグは自由に設定できます。

開設後にきちんと設定しておきたい機能
○プロフィール画面は画像をはめて、しっかり書く
○メッセージは画像だけでなく、文章を書き添える
○リッチメニューを設定する

問い合わせ対応や来店促進に効果的な機能
○LINEチャット
○クーポン
○ショップカード

運用の効率化や利便性の向上に効果的な機能
○応答メッセージ
○ステップ配信
○LINEコール(通話機能)

【ギモン】LINE公式アカウントの無料プランと有料プランの違いは何?有料プランにしたほうがいい場合って?

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LINE公式アカウントは、街の小規模なショップであっても、全国展開するアパレルブランドであっても、機能面はフルスペックです。
料金プランも0円、5,000円、15,000円の3パターンしかありません。月に200通以上メッセージを送りたい場合は有料プランになります。メッセージをたくさん送りたいのであれば、有料プランにアップグレードするしかありません。スタンダードプランでは、30,000通以上は1通につき〜3円になり、追加メッセージの金額がプランに上乗せされます。

【ギモン】LINE公式アカウントを開設するときの注意点は?

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◾️認証アカウントにしましょう。
LINE社が審査を行なって認証された場合は、プロフィール画面に青色のバッチがつきます。認証済みアカウントになった場合のメリットは、LINEアプリ内でアカウントを検索することができます。また、LINE広告で友だち増やすための広告「友だち追加広告」を実施することができます。
注意点というほどのことはほぼないため、まずはLINE公式アカウントを開設してみましょう。とにかく使いながら機能を把握し、慣れていくことをおすすめします。

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