Yahoo!とLINEが経営統合!?

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朝からデジタルマーケティング業界では仰天のBIGNEWSが流れた!そこまでしないとGAFAに対して対抗できないという厳しい現実と仕掛け続けなければ負けるという危機感の現れであろうと推察する。
検索サービス「ヤフー」を展開するZホールディングス(HD)とLINEが経営統合に向けて最終調整に入った。LINEの対話アプリの利用者は約8千万人で、ヤフーのサービスは5千万人に上る。金融、小売りも手がける1億人規模のサービス基盤が誕生し、国内ネット産業の勢力図が大きく変わる。アジアを舞台に米国や中国のメガプラットフォーマーに対抗する。

統合によるメリットを考察

ヤフー社は、インターネット広告媒体社の中では比較的広告営業の体制をしっかり構築して丁寧な代理店対応をしている一方で少額のアカウントに対してのサポートも行い広告事業による収益基盤を確立している。
それが要るのか?ということはGoogleやFACEBOOKの国内の営業体制が比較的 機械的 事務的であることが収益と比例せず、データ基盤やアクティブユーザー数による規模の方が広告収益に直結するという議論もあろうが・・・
これも企業文化である。

一方LINEもGoogleやFACEBOOKに比較すればYahoo!に近い営業体制強化を感じる。
東京だけでなく大阪や福岡でもLINE biz-dayを開催し代理店や広告主へのLINEの広告プラットフォームのアピールを続けている。

広告を売る立場の人間としては、この2社の統合は面白い。
■Yahoo!
検索データ
Yahoo!ログインID※ここが弱い
Yahoo!ショッピング
ZOZO
Paypay
付随サービス(ニュース、スポーツ)

■LINE
とにかく活発なアクティブユーザー8000万人強
その全員がログインID有
シンプルな広告プラットフォーム
LINEpay
付随サービス(NEWS、マンガやゲーム)


これ以外に勿論あるし、特にpayに関してはインパクトのある統合が期待されるが
広告に関して 話を続ける。

脱クッキー時代でのIDの重要性

ヨーロッパでの脱クッキーの動き(GDPR)が国内法令に影響を与えるのは時間の問題であり、これまでクッキーベースのリターゲティングやコンバージョン計測は数年の内には時代に合わなくなる。
そこで重要なのは個別ID(特にログインID)であるが、きちんとID管理されれば 許諾の問題もクリアしやすいうえにクロスデバイス、クロスブラウザの問題も解決される広告事業にとっては大事な大事なデータ内容である。
Yahoo!はココに弱さがあった。実際GoogleやFACEBOOKは既に膨大なログインIDをもっていることが強みになっている。
Yahoo!はpaypayによってこの1年大量にログインユーザーを増やしたと聞くが、それでも純粋にYahoo!のサービスでログインの必然性が薄い。
この点LINEは必ずログインしているので、強烈に「強さ」がでてくる。
LINEはLINEでログインIDはあるものの、LINE外のサービスのデータが薄かったので「興味関心」がYahoo!の検索データやニュース閲覧、ブラウジングのデータで一気に強化される。

とにかく これからが楽しみ

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