そもそも、いりこ と 煮干し 何が違うの?

実は、いりこと煮干しは同義語です。一般的に、西日本ではいりこ、東日本では煮干しと呼ばれているんです。日本一うどんの消費量が多く【うどん県】と称される香川県のさぬきうどん。実はさぬきうどんのだしのベースは“いりこ”ということをご存知でしょうか?“いりこ”とは煮干し(カタクチイワシ)のことで、西日本エリアでの呼称です。
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おいしい和食には欠かせないのが「だし」。ていねいに取っただしを使うことで、お料理の味が格段にアップします。昭和の台所では、母が丁寧にかつおやいりこを煮出し、料理の味の基本となるだしを引いていた姿が脳裏の片隅にありました。

伊吹いりこ 知る人ぞ知る 高級いりこ

瀬戸内海香川県沖に浮かぶ小さな島「伊吹島」は良質ないりこが獲れる産地として全国で知られています。
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いりこと言っても「大羽」「中羽」「小羽」「銀付き」「かえり」など多くの種類があり、それぞれうまみの特徴が違います。中でも良いだしが引けるのは「銀付き」で、獲れてからすぐに釜で茹でられ、乾燥室に運ばれ煮干しになっていきますが、うろこが付いたままの状態で煮干しになりキラキラと銀に輝くことから「銀付き」と呼ばれています。

希少な伊吹いりこを扱う だし専門店を発見

“花の将”を運営する丸一倉庫は香川県で創業約80年になる乾物屋です。当然「さぬきうどんブーム」が起きる前から伊吹産のいりこに目を付け、自身の目と舌で品質を確かめ、うどん店主の厳しい目に応えるために厳選したいりこを、長きにわたり仕入れてきました。今や「伊吹産いりこ」は確かな品質のブランドとして入手が難しくなりましたが、“花の将”は安定して良質ないりこを仕入れることができる貴重な出汁専門店なのです。

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