弊社代表 山口ユウジが今もつづける新入社員教育  その中でのお話を掲載します。

利益・利益率について考えよう

前回は売上高のお話をしました。引き続き、今回は利益についてのお話です。

利益とは

次に利益。広告代理店の仕事で言うと売上から原価、原価とは要するに支払いですよね。
テレビならTV局さんに支払うもの、インターネットだったらYahooさんGoogleさんに支払うもの。広告だと、いわゆる媒体社さんに払うのが原価。
クリエティブだったら、500万円でテレビCM作りましたよと、でも映像スタッフだのスタジオ利用だのでお金が出ていくじゃないですか。
ここで言いたいのは、広告会社の売上が、たとえ1,000万あったとしても、そこに社員がいくら稼働したかっていうのはここで見える化されていないですよね。例えば、君が100万円のテレビタイムを売るために毎日22時までしっかり残業をして、なおかつ3週間ほぼそれにつきっきりで考えて、あげくに22時になったらクライアントのお偉いサンから電話がかかってきて、今飲んでいるから君も来いと言われて飲みに行き、さんざん汗水たらして稼いできて「ほいじゃあ100万円1か月だけ付き合っちゃろう」と言われて、80万円の原価が出て行って20万円の粗利益が出てきたときに、君の貰っている給料としてはどうなんでしょうか。
  M:給料分すら稼げていない…
はい!そういうこと。今月、100万円の仕事しかしなかったとして、それで広告会社に残るお金が20万円しかなかったとしたら。あなたの給料も払えてない仕事なんです。わかりますか?そうなんです。100万円の仕事をしたつもりで満足していたら、実際は自分の給料分すら稼げてないんです。じゃあここの家賃は?総務の人は?PC代は?
  M:大赤字です。
そうなんです、大赤字なんです。ちょっと考えたらわかるね。

自分の給料以上の仕事をしよう

続いて利益率。原価率が80%なら利益率は20%。この利益というのはあくまでも支払いをよけたときの利益、これは粗利益とか売上総利益と言います。広告会社では売上総利益と呼んでいます。
利益には2種類あるんです。営業利益と売上総利益。営業利益というのは、ここからさらに営業費を引かないといけない。人件費、設備、家賃、引いて初めて本業で儲かった部分が出てくる。これが営業利益です。
だからみなさん、まず売総、利益を稼ぐこともそうなんだけど、会社がいくら自分に給料を払っていて、その中で3人で取り組むようなプロジェクトでどれぐらい動いたかと考えたときに、これ全然儲かってなくない?ということを考えるのも大事だということです。

情報はタダではない

また、これは以前お話した「情報はタダではない」話と関係します。大体、「情報はタダだ」と思っている人は与えられた仕事を粛々とやって、それでいいと思っているんだけれども、それによって自分がいくら売り上げたとか会社に利益を残したって発想がないわけです。でも権利の主張はします。
「私ちゃんと20万円もらえないと困ります…」とね。
いま初任給21万円くらいでしたっけ?じゃあ来年から20万円でよろしいですか?
  M:イヤです。
いやよね?そうして権利を主張するよね?
21万円って言うから、数ある中からこの会社を選んだわけですよね。
それを一方的に給料下げられたら嫌だよね?じゃあそれ以上稼いできたらあげられますけど?
そうでないと、権利の主張はするけどやることやってないじゃんって話になりますからね。
新入社員っていうのは学ぶ一年だからいいんだけれども、あえてそれを言いますよという話です。

自分が関わっている案件の売り上げ総利益・利益率について考えてみましょう

今月お仕事として何に携わりましたか?それは会社にとってどんな利益を生み出しましたか?
自分がもらう給料に匹敵するものなのか、もしくは全く会社の営業に貢献しておらず「研修期間だし」ということに甘んじて、一日の8時間10時間を過ごしているのか。直接の先輩は言わないと思うからあえて外部の人間である私から言っておきます。

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